星姫です.どうも
先生から言われたことは,まず具体的に目標を立てて,そのあとに計画を練ること…なんだけど,どうしたものか.
うーん.
今回,問題として取り上げたテーマは”人体を描く難しさ”なのよねー.
イラストを描いていて,動きのある絵を描きたいとか,身体全体を使った表現とかも,
骨を意識しないといけないとか,遠近をしっかり考えないといけないとか,
そもそも,思った通りの表現の前に
正しい人間の形すら,素人には描けないのが現実なのよ.
骨を意識?遠近を考える?…難しいよね,というか描けません.
そのほか,手の表現なんかも,とっても難しくて…
人は手,指に関して特殊なイメージを持っているらしく
絵として表わそうとすると,どうもうまくいかないの.
何も見ずにじゃんけんとか表現しても,認識しやすいアングルで描くことぐらいしか出来ない.
しかも,いろいろ間違えているのに,描いているときには気付けない.
描きたいのは”人体”なわけで,目が見える人にとって,そこには正解が存在する.
ここでほしくなるモノは”モデル”なの.
人形とか,ポーズ集とか,探さずとも教材がたくさんあることは知ってる.
だけど,そういったポーズ集を写実的に模写することが出来たところで,
本当に描きたかったモノが描けるようになるのかな?
えーっと,まぁ,ポーズ集を写実的に模写することすら,私には出来ないしさ.
はぁ…,もっとラクしてプロのようにイラストが描けたらいいのに…(コラコラ私)
そんな,とっても失礼な要求を満たしてくれるツール(道具)は売ってないもんかね?
存在するなら絶対に手に入れるのになぁ.
ちょっとネットで調べてみるか…
Googleでキーワード検索.”ポーズ集”
デッサン人形ポーズ集 -ミクロマンをモデルにしてる!私も持ってます,今も机の上に2体いますよ-
人を描くのって楽しいね -昔,手を描く時の参考サイトとして利用してました,正直リンク先へ行った人が帰ってこなくなるのが心配だ-
POSE MANIACS -3DCGモデル,人体模型,骨,筋肉,ポージングと…なんかイメージが湧いてきたぞ-
イラストノガッコウ -背景の描き方とか,わかりやすく解説しています-
へぇ…もはや,書店で求めなくても,ポーズ集みたいなコンテンツはネット上にゴロゴロしているのね.
POSE MANIACSさんの内容から,3DCG関係でもう一度ポーズ集を調べてみたけど
POSER が目に付いたかな.そのほか類似する製品が多数存在することを思い出したよ.
Pixiv は知ってるかな,POSERタグで沢山の作品を見ることが出来たよ.
で,サーベイ(調べること)してぇ,まず”素人がプロのようにイラストをラクに描けるソフトは無い”ことがわかりました.
当然か….
でも,そういう点で,すごく惜しいところまで作られている製品(POSERとか…)がたくさんあることがわかりました.
これらを踏まえて,作るモノ・めざすカタチを想像します… …
ビビッとひらめきましたよ!
というか,ずっと考えていたことに持ってきただけなのですが…
言葉でうまく表現できるか心配だけど,以下のようなアプリケーション(モノ)を作りたいと思います.
基本となるイメージは,モデルを配置してカメラで撮影すること.
以下文章から想像する仕様について,わかりづらいので読み飛ばしていいよ.
◆3Dモデルを使って,任意のポーズをとらせます.
・モデルに指示を出して,ポーズをとってもらうモード.
・各関節をマウスなどで直感的に操作できるモード.
・タイプ・各種パラメータにより作成できる3Dモデル
(少女タイプや屈強な男性タイプ,頭身,肉付きや弾力,身体の柔らかさ,髪型,表情とか)
・重力環境下にて,所持しているモノの重さから,自然な姿勢をとり,力の入っている筋肉が盛り上がるシステム.
・正座したり,胸を押さえた時とかに足の肉や,胸の形が変形するシステム.
・動きのある一瞬をとらえるための,モーション作成システム.(もちろんパワーや物体の重さを考慮した動き)
・他にも,表現が難しい要求があるけど,上記システムからの拡張でなんとかなるかな.
◆カメラを操作して,めざすラインを作りだす.
・カメラの位置,姿勢,動き,を指定できる(基本)
・レンズの歪み,魚眼レンズとか,パースもいじれること(望遠と広角,パノラマ?)
・距離によりピンボケが再現可能.
・トゥーンシェーディングなんて機能ではなく,エッジ検出から作品としてのラインを作成できること.太い細いを使い分けて,強弱をつける.
・こんなもんかな,他にも,ひらめいていたけど,文字で書く間にどこかへ行ってしまった.(悲しい)
◆システム面
・お気に入りの絵師さんの絵を入力に,作風パレットの作成.
影の色の選択とかも,そのパレットを参照することにより,技術が簡単に盗める.
・色塗りを考慮して,領域分割を行い,作品用の下絵以外に,色分け用のラインも作成する.
・風を送る機能により,髪や服がたなびく.その一瞬を絵にするシステム.
・風と同様,動きもモデルに指示することで行えて,しぐさや表情といった,微妙なニュアンスも表現可能.
・インターネット経由で,個人により作成されたモーションやモデルが購入可能.
・マニュアルはすべてムービーで表示され,各種機能は余すところなく学習できるシステム.
使えるヘルプ機能!(これは言わなくても,誰でも考えることか)
読んだ?まぁだいたい,素人が考える製品イメージって言ったらこれくらいよね.
さて,現時点でこの機能全てを兼ね備えたソフトは発売されていないことから,これから作る価値はあるよね.
一応,作業する価値が無いと,私,基本やらねーし.
さてさて,具体的に目標が決まりましたよ,先生!
次は,言われた通り,計画を練っていきましょうか.
ここまでくれば,あとは簡単じゃん?
計画というより,最初はアプリケーションの作成について知識と技術を学ぶことだから.
さっそく先生に意見を求めてみようっと,で,先生ー! せんせー!! どこだー!?
次はアプリケーション開発について教えろー!!!
2009/07/12 初記.