どうも,シンプルスターです.
前回の続きです.このUV展開図を使ってテクスチャを描きなおします.
♪〜(星姫)
これまでの正面顔テンプレートはガイドに使えるよね.重ねよう.うん.
♪〜♪〜
ここが耳で,ここが眼球で…,イメージイメージ.
♪〜♪〜♪〜
ハイ,こんなの作ろうとしていました.ほぼイメージ通りの出来です.
使用したソフトは線画にComicStudio 3.0 Proと色塗りにPhotoShopElements6.0です.
みなさんも自分の使い慣れているお絵かきソフトで編集して下さい.
星姫でーす.先生,お絵かきソフトとか以前に,パソコンで絵を描いたことがない人はどうすればいいんですか?
自分も色の選択とかその辺スットコドッコイなのでどう教えたらいいのかわからないなぁ.
よし,お世話になったお絵かき講座のサイト様を紹介しよう.
---ぜひCG講座だけでなく,その他のトピックも読んでみてください.
絵が描けてプログラムスキルのある人は自分の憧れでして,星姫も見習おうね.---
さて,絵が描けたなら新規に材質を作成し,作った画像を読み込んで
オブジェクトを全選択し,材質を新しいのに指定し直そう.
もう,これまでのレッスンで,ここらの操作は問題ないはずだ.
おおー!けっこう感じいいじゃないですか.
へぇ,今の説明でできたか.星姫,成長したな.
テクスチャを描く前と後ではこんなに雰囲気が違うんだね.
さて前回の話で,眼球のUV展開図には秘策があると言っていたよね.
その効果というものをお見せしよう.
どう,睨んでいるように見えるかい?
キャーなにコレ!すごいすごーい.
操作の仕方は,UV操作モードで赤枠の選択と移動を使って眼球の部分の展開図を移動させるだけ.
後々プログラムでテクスチャ座標を移動させることが出来るから,視線の制御がこれで出来るようになるのさ.
見て見て〜,「ふふん」…なんちって
ハハハ,上手上手.
えーっと,確か…「アh
やめなさい!やめなさい!!
…
はぁあーぁ,遊んだ遊んだ.もぅ遊び倒したわ.
じゃあ星姫,そろそろモデリング講座も終わりにしようか.
えー!?だってまだ,髪の毛とかボディとか手つけて無いよ.
なんでなんで?
002話にて,メタセコイアで作品を一つ作り,その制作過程をレポートすることを課題として与えたよね.
うん,だから今までずっとメタセコイアを触ってきたんじゃない.
この課題の本当の目的は,モデリングの基本的な作業を全て明らかにすることだったのさ.
だから?
メタセコイアのダウンロードから始まり,テンプレートの配置,頂点作成,面貼り,UV操作,テクスチャ作成と一通り手掛けた.
目的は現時点で達成されたんだ,わかるね?
よくわかんないよ,とにかく残りの作業をやらなきゃ.ね?続きやろうよ!
課題に関して,モデルの完成は目的じゃないんだ.講座はここまでなんだよ.
個人的にモデリングを続けるのは構わないけど,俺たちは次のステップに進まなきゃ.
やだ…やーだ!髪の毛のモデリングとボディの続きやる!
諦めろよ.もう時間無いんだ.夏休みあと1日なんだぜ.余裕ないんだよ.
うぁあーっぐじゅっ,だっで講座遅れたのだって先生が風邪ひいたからじゃんーっうっく.
そうだよ,実質始まったのは2日前さ.なんだよ,俺が悪いってか?
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その後,星姫とは会話が成り立たず,星姫はただ泣いてばかりいた.
泣きたいのは俺の方さ,ずっとこのコーナーを手掛けることを心待ちに夏休みを待ったのに
始まって早々体調が崩れてしまって気力が奪われたからね.
ああそうか,泣いているのはどちらにせよ,自分なのか.
星姫はもともとトカゲの論理として,自分の分身として作ったキャラクターなので
彼女の意見もまた自分の意見なのだ.
楽しかったんだ.本当に,メタセコイアでのモデリング.
まだやりたいんだ,残りの作業.
せめて髪の毛を生やしたい…(笑)
でもダメー,モデリング講座はここまでです.
基本的な技術はもうあるので,陰ながら制作するのはOKだけど,次の話はプログラムに関連したものにしなきゃ.
ということで,次はいよいよプログラミングの第一歩です.
次回第009話にご期待下さい.
2009/08/17 初記.