2012/10/26 に発売した Windows 8 から登場する新しいデザインスタイルのアプリケーションです。
作成にあたり、どういうものか勉強してみます。
実行状態、中断状態、非実行状態
中断状態は完全に中断状態なので、処理が進みません。
非実行状態から実行状態への遷移を見てみます。
Activated と呼ばれるこの遷移、以下のイベントが発生します。
OnLaunched
ほか
OnFileActivated
OnSearchActivated
OnShareTargetActivated
OnFileOpenPickerActivated
OnFileSavePickerActivated
OnCachedFileUpdaterActivated
OnActivated
何によって遷移が起きたか、これがはっきりするようですね。
さらにこのイベントの引数 IActivatedEventArgs から派生していますが
Kind や PreviousExecutionState プロパティより起動経路、前回の状態を知ることが出来ます。
実行中に中断された場合は OnSuspending が起こる。
すぐに中断完了とならないよう GetDeferral を呼び出して最後に Complete するらしい。
中断状態から前回の状態を復元する場合は SuspensionManager を利用するとよいらしい。
分割やグリッドアプリケーションのひな型にはディフォルトで入っている。
d という名前空間が便利なことを理解しました。
リソースは各種コントロールの Resources プロパティに ResourceDictionary として渡されます。
スタイルテンプレートの編集はツール上で行える。(これは重要な情報です。)
以前読んだ エッセンシャル WPF でこの辺りを少し知っていたので、すらすら読めます。
そういえば 21ヶ月前(現在 2014.02)に C# を学び始めて WPF についても入門しましたね。
昔(?)話は置いておいて…
データバインディング用にクラスを作成したい場合はコードスニペットを利用すると楽とのこと。
propdb, ほかにも prop, propfull を記述して Tab 2回押しが便利。(是非活用しよう。)
条件分岐でスタイルの選択とか、XAMLの基礎を学びました。
紹介が遅れましたが次の本を教科書に勉強しています。
執筆の担当は次のサイトの管理者の方です。
眠るシーラカンスと水底のプログラマー
キャンバスに配置した矩形を回転したり、拡大したり、移動したり、これらがタッチ操作で行えるようになりました。
どこに保存できるか、どうやって保存するか、読み込むかといったことがわかりました。
右側から引っ張りだすチャームの検索でページがヒットするようにするとか、他のアプリの共有機能から呼べるようにするとか
読み込むファイルの選択とか、アプリからアプリへ動画を配信するとか、自動再生にアプリを加えるとか
URIからアプリ起動できるようにするとか、利用すると楽にリッチな機能提供ができるようになります。
ユーザーにアプリを起動させたくなるような、タイルへの情報表示の話。
トーストというポップアップ通知の方法を学びました。
中断状態でも?音楽を再生し続けたり、ダウンロード処理を継続したりできるようになります。
タブレットPCに付いているだろうセンサ、デバイスについて使用できるか確認し、情報取得することができます。
(精度がきになるところですね。)
画像、動画について、カメラから撮影することができるようになります。
動画について、ピクセル指定で色情報を取得したり、編集したりできます。(この情報が知りたかった!)
アルファ値を使って乗算や加算ができます。(おお、簡単にレイヤー機能を提供するお絵かきアプリ作れる。)
この本を買った決め手はこの情報です。
RSS の受信とか、FaceBook との連携とか
DirectX を C# で利用する方法に SharpDX を紹介している。(ちょっと嬉しい。)
NuGet から色々とインストールする話。
読了しました。470ページほどです。
休日を2日使いました。もっと速く学習できたら良いのですけどね。
基本的なことだけですが、ストアアプリで機能を実現する方法が具体的に見えるようになりました。
良い本です!
次回、やりたいことを示します。
また環境構築の話が出てきそうですが、その後は
要求をユースケースに落とし込み、クラスの設計とかへ進みたいと思っています。
2014/02/23 初記。
2014/03/02 更新。