クラスビューでプロジェクトにフォーカスを置いてコンテキストメニューを開きます。
「追加」→「クラス(C)...」でダイアログを開き「MFCクラス」を選択します。
基本クラスに「CDockablePane」を指定してクラスを作成します。
自動的に作成されるヘッダファイルを次に示します。
ドッキングウィンドウを表示したいと思います。
まずメインフレームのヘッダーファイルにて、先ほど作成したビュークラスをメンバとして持たせます。
※クラス名が「CDockableFormView」に変更されてます。
ソースファイルの OnCreate 関数で登録します。
最後に CreateDockingWindows 関数にて、ドッキングビューを作成するコードを記述します。
※ドッキングフォームビューと書いてありますが、気にしないでください。
このコードでは初期配置がウィンドウの下端になるようにしています。( CBRS_BOTTOM )
IDS_TEST_DOCK_FORM はあらかじめリソースの「StringTable」で作成しておきます。
ID_VIEW_SLIDER_FORM は Resource.h で使用していない数字を使って定義して作りました。
コレがないとメインメニューの「表示」→「ツールバーとドッキングウィンドウ」のリストに登録されません。
一度ウィンドウを閉じると二度と開けないという、使えないツールになるので気をつけて!
こんな感じ↑でドッキングウィンドウが作成されました。
ドッキング可能なビュークラスとして扱えます、便利です!
2011/04/09 最終更新